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まぶしさから眼を保護する「偏光レンズ」

こんにちは。

だんだんと暖かくなってきて、屋外で活動する機会が増えてきました。

この時期は日差しも強く、目のケアがとても重要になります。


UVカット付きのメガネやサングラスで有害な紫外線から目を守ることはできますが、まぶしさを軽減させるには「偏光レンズ」がおすすめです。


そこで今回は、偏光レンズについて、その特長やメリット・デメリットをご紹介をしていきたいと思います。

※画像は「KODAK Lenses official HP」よりお借りしました。

 

サングラスを着用される方がだんだんと増えてきて、耳にするようになった「偏光レンズ」。

言葉が似ている「調光」と「偏光」を勘違いされているお客様もたまにいらっしゃいます。

調光レンズは色が変わるレンズ、偏光レンズは色が変わらないレンズと覚えてください。

今回のブログでは、「偏光レンズ」についてご説明していきたいと思います。

 

 

偏光レンズってなに?


偏光レンズとは、反射光を効果的にカットするレンズのことをいいます。

反射光とは、地面などの光が当たっている所から跳ね返る光を指します。

偏光レンズは、自然光の約10倍にあたる強い光を防ぐことができるため、釣りやドライブなどアウトドアシーンで使用されることが多いレンズです。

 

 

普通のレンズと偏光レンズの違いは?

偏光レンズが普通のレンズと大きく違うのは、反射光をカットできるという点です。


普通のレンズは紫外線カットレンズが一般的ですが、反射光をカットすることができません。

レンズの色を濃くすれば、ある程度は防ぐことができますが、自然光より約10倍眩しい反射光を防ぐには、カラー濃度をかなり濃くする必要があります。

 

 

偏光レンズの見え方イメージ


①ゴルフ

コントラストが高まり芝目も読みやすくなります。


②フィッシング

反射をカットして水面が鮮明に見えます。


③ドライブ

まぶしさを和らげ視界が広がります。


偏光レンズは、スポーツやアウトドアシーンだけでなく、あらゆるライフスタイルシーンにもおススメのレンズです。

 

 


偏光レンズの構造


偏光レンズには「偏光フィルムタイプ」と「偏光コーティングタイプ」の2種類のレンズがあります。

レンズの構造は次のようになっています。

 

①偏光フィルムタイプ

偏光レンズは、2枚のレンズの間に偏光フィルム(ブラインド)が入った3層で構成されています。

偏光フィルムが反射光をカットし、2枚のレンズが紫外線をカットする仕組みです。

 

②偏光コーティングタイプ

偏光膜を挟み込む製法ではなく、コーティングによりレンズ生地はそのままに、レンズの表面に偏光膜を蒸着させます。

フィルム構造で起きやすかった剥離の不安を解消し、レンズも薄くなります。

 

 


偏光レンズのメリット


①色の濃さに対して視認性が高い

カラーレンズは色を濃くすれば明るさも失い視認性が落ちます。

偏光レンズは色が濃くても、コントラストがはっきりしているのでクリアな視界を確保できます。


②映り込みやギラつきを消してくれる

車のフロントガラスへの映り込み・水面の映り込み・白いものの反射を軽減したり消してくれます。

釣り・ランニング・ゴルフはもちろん、ウィンタースポーツでも効果を発揮してくれます。


③眼精疲労を予防できる

反射光に悩まされるシチュエーションでも快適に過ごすことができるので、ストレスや眼精疲労も軽減されます。

 

 


偏光レンズのデメリット


①熱や水に弱い

偏光フィルムタイプ、偏光コーティングタイプ共に、通常のレンズ同様、熱に弱く注意が必要です。

偏光フィルムタイプは、長時間水に晒してはいけません。

偏光フィルターが水を吸ってしまい、レンズ内部で膨張して剥離してしまいます。

超音波洗浄機はNGです。


②液晶が見づらい

カーナビやスマホの液晶画面は偏光を利用して画面を表示しているので、偏光フィルターを通すと角度によって画面が暗くなったり虹色にチラついたりします。


③夜間の使用不可

メガネレンズは「視感透過率75%未満は夜間や薄暮下において運転不適合レンズ」とされています。

「偏光レンズ」は、基本的に視感透過率が75%未満となるので夜間の運転には使用できません。

また、昼間の運転であっても、トンネルに入った場合には注意が必要です。


④縁なし・ナイロール枠

偏光フィルムタイプは、レンズにフィルター膜を挟んでいる為、レンズ側面に溝を掘ったりレンズに穴をあけることができません。

偏光コーティングタイプは、縁なし・ナイロール枠にも対応しているので、フレーム選びの自由度が広がります。

デメリットもある偏光レンズですが、光学機能的に優れているのは間違いありません。

 

以上偏光レンズについてご紹介しました。


偏光レンズは度付きにも対応しています。


既存の偏光サングラスにはない偏光カラーレンズもございますので、スタッフまでお気軽にお問い合わせください。


これからサングラスをご購入予定の方は、この機会にぜひ高機能なレンズを試してみてはいかがでしょうか。

 


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